2023.08.08
外壁・屋根リフォーム
2階洋室の天井から雨漏りが!瓦屋根からスレート屋根に葺き替え工事
■ 泉大津市S様邸
【施工のポイント】
2階の洋室の天井から雨漏りしており、天井の補修と屋根を瓦からカラーベストへ葺き替え工事をさせて頂きました。
屋根をカラーベストに葺き替えることで軽量化して耐震性も向上します。
リフォーム期間 14日
リフォーム費用 約248万円
建物のタイプ 一戸建て
リフォーム箇所 屋根の葺き替え / 天井の補修 / 外壁一部補修
施工前
2階の洋室の天井から雨漏りがしていて、一度見に来て欲しいとのご依頼がありました。
屋根をのぼって見させて頂くと、過去に台風の時に瓦が飛んで他の業者さんでブルーシートを張ってもらっていたのですが、それが完全に飛んでしまっている状態でした。
上記の部分以外にも今回雨漏りがあったので、全て葺き替える方向で施工させて頂く事になりました。
施工中
足場組み
1日かけて足場を設置いたしました。
今回は屋根の葺き替え作業なので屋根瓦の付近にステージを組んでいます。
屋根瓦、残土の解体撤去
既存の屋根瓦を解体撤去していきます。足場にスライダーという機械をかけて外した屋根瓦を降ろしていきます。
大まかな瓦の撤去は完了です。
残土など掃き掃除をして瓦の撤去は完了です。
材料の搬入,コンパネ・ルーフィング張り
新しく使うカラーベスト(スレート)や棟の板金・ルーフィング・コンパネ等使う材料の搬入を行いました。
カラーベストの下地として野地板(構造用合板)を張っていきます。
構造用合板張り完了です。
軒先から順番にルーフィング(防水紙)を張っていきます。
ルーフィング張り完了です。
ルーフィングとは屋根材自体に防水性のあるものであっても吹き降りの雨等で、屋根材の隙間に水が浸入した時の二次防水として敷いております。
カラーベストに葺き替え工事
カラーベスト(スレート屋根)を屋根に荷揚げして、軒先から順番に一枚一枚丁寧に張っていきます。
今回使った屋根材はKMEWのコロニアルクァッドという商品になります。
カラーベストをすべて張り終えたら、屋根の棟の部分に『貫板』という棟板金を固定するための板を取付けます。
貫板を取付けた後に『棟板金』を取付けます。
棟の一部に『換気棟』というものを取付けることで、屋根裏に溜まった湿気や熱気等を換気して屋外へ排出することが出来ます。
最後に足場を半日かけて解体し完了です。
雨漏りした箇所の天井のボード補修・クロスの張り替え
屋根の葺き替えの工事が完了したので、雨漏り部分の天井のボード補修を行います。
傷んでいた箇所すべて石膏ボードで張替えさせて頂きました。
ボード補修が終わってから天井のクロス(壁紙)の張替え工事を行います。
既存の色に合わせて似たようなでクロスで施工させて頂きました。
施工後
屋根を瓦からカラーベストに葺き替えることで、屋根の重さ自体が軽量化するので耐震性の向上が期待できます。
雨漏りも屋根を葺き替えたことで完全に止まりお客様も喜んでおられました。