2026.10.26
リフォームお役立ち情報
玄関・廊下の手すりはどこに付ける?高さ・位置・下地の確認ポイント
手すりは、空いている壁に取り付けるのではなく、使う方の動作に合う位置と、しっかり固定できる下地を確認して設置することが大切です。
「玄関の段差でつかまる場所が欲しい」「廊下を歩くときに壁へ手を添えている」と感じたら、毎日の動きから設置場所を考えてみましょう。
1.まずは「どの動作を支えたいか」を整理
玄関と廊下では、手すりに求める役割が異なります。
玄関では、上がりかまちの昇り降りや靴の履き替え。廊下では、歩行や出入り口付近での移動など、普段どこで支えが欲しいかを整理しましょう。
同じ玄関でも、靴を履くときと段差を上がるときでは、立つ場所や手を伸ばす方向が変わります。「玄関に1本あればよい」と考えず、具体的な動作を伝えることがポイントです。
2.高さ・位置は使う方に合わせて確認
手すりの高さや位置は、使う方の背丈や手の動きに合わせて検討します。一般的な目安だけで決めず、普段の立ち位置や移動の仕方も確認しましょう。
✓ 無理に腕を伸ばさずにつかまれるか
✓ 段差の手前と上がった後の両方で使いやすいか
✓ ドアや収納扉の開閉を妨げないか
✓ 通行するときに体や荷物が当たりにくいか
ご家族が使う場合も、主に利用する方を中心に、現地で施工業者と確認しておくと希望を伝えやすくなります。
3.壁の中の下地も大切な確認ポイント
手すりは体を支えるためのものです。本体が丈夫でも、取り付ける金具や壁の下地が適切でなければ、必要な強度を確保できません。
壁紙の表面だけでは、壁の中にどのような下地があるか分からないことがあります。石こうボードだけにねじを留めるような取り付けは避け、製品に合った固定方法を確認する必要があります。
下地の状況によっては、後付けの補強部材を使う方法もあります。ただし、補強部材を使えばどの壁にも取り付けられるという意味ではありません。壁の構造と商品の施工条件を確認したうえで判断します。
4.相談前に準備しておくとよいこと
相談するときは、「どこに付けたいか」に加えて、「どの動作で困っているか」を伝えましょう。
✓ 玄関や廊下全体が分かる写真
✓ 段差やドア、収納との位置関係が分かる写真
✓ 主に手すりを使う方と、普段の使い方
✓ つかまる場所が欲しいと感じる場面
図面があれば参考になりますが、手元になくても、まずは今の困りごとを整理してみてください。
手すりの設置と合わせて、通路に置いている物や足元の見えやすさも確認しておくと、住まい全体の使いやすさを考えやすくなります。
まとめ
毎日の動作に合う手すりを考えましょう
手すりを取り付ける際は、使う場所・高さ・位置だけでなく、壁の下地や固定方法も確認することが大切です。
まずは「段差を上がるとき」「廊下を移動するとき」など、支えが欲しい場面を書き出してみましょう。実際の動作と設置条件を合わせて確認することが、使いやすい手すり選びにつながります。
手すりの取り付けリフォームについてはお気軽にご相談ください。












